ようこそ。

鷹足です。このブログでは、学校でのことやコンピュータ関係のことを書くと思いますが、どうぞよろしくお願いします。

2010年9月14日火曜日

この画面見るのものすごく久しぶりだ。というわけで、今日はサイト紹介。

(もうなんかすでに学校やPCの跡形もないけど、「他色々」だからいいのです。)
今日紹介するのは小説のサイト。ゆのさんのBlue Candy* です。とてもやわらかな、前向きな気分になれる小説。昔紹介したノベルゲームを見た人(そんな人はいないかもしれないが)なら分かると思いますが、ぼくはこういう雰囲気の作品が特に大好きなのです。なので、これからもこの方の作品がとても楽しみです。あ、お薦めの作品とかあったらTwitter上でもこっちでもいいので紹介してくださいね。では。

2010年7月5日月曜日

明日もテストだけどまあいいや

今日、弟がぼくに苦情を持ち込んできました。「学校のホームページが(携帯から)見られない」。「そんなこと知らないから。フィルタリングを義務づけた総務省と国会に文句言ってよ」と言いつつも調べてあげると弟はブラックリスト方式のフィルタリングに入っていました。(これじゃ見られるわけないな。)ちなみに、その規制は主に小学生向けだそうです。「さすがにこれはないわ。」ということになって、わが家では規制緩和されることになりました。
ちなみに、ぼくはブラックリスト方式なんですが、ネットスター か au の怠慢(?)により一般的なPC向けサイトはほとんど問答無用ではじかれます。総務省だろうとauだろうとWikipediaだろうとはじかれます。これはないでしょう。インターネット上に満ちあふれる有害情報を目に触れる前に止めてくれるのはありがたいことです。また、青少年ネット規制法(青少年が安全に安心してインターネットを利用できる環境の整備等に関する法律)によってそれをすることは通信事業者の義務になりました。それはいいのですが、PCサイトが遮断されるこの状況を見ると、(情報の伝達が、青少年保護という名目の下、法によって阻止されているという構図が頭に浮かんで)逆に安心できません。しっかり一般サイトもブラックリストを作るなり、作っているところと提携するなりしてブラックじゃないサイトについては見られるようにすべきです。このメリット・デメリットが明らかにアンバランスな状況が続けば、みんな利便性と安全性を秤にかけて利便性をとり、せっかく法律で義務づけた施策が有名無実化してしまうでしょう。

ああ、もう。明日難しい科目3科目テストだって言うのについ書いちゃうんだよなぁ。…さっさと勉強の続きをやろうっと。

2010年5月29日土曜日

阿久根市長またも専決、今度は賞与無断で半減

「緊急性を有する」というのは独裁やら専制を敷こうとする時の常套句ですが、これはどうなんでしょうかね。議会への出席を拒み続ける阿久根市長は今度は市職員の賞与(期末手当)を大幅減額する条例を決定し公布しました(当然専決処理=議会の承認なしで決定)。これは総務省の通達にも反するようです。阿久根市民は何でこの状況を黙ってみてるんだ?と思ったら、リコール運動が始まるとのニュースも流れていました。
それにしてもこの市長は当選したときからこんな感じだったんでしょうか?それとも突然変わったんでしょうか。

最近パソコン触る時間ないのでpolitics中心に

今日は取り上げたいことが二つあります。
まずは一つ目。社民党と民主党について。民主党は何がしたいのかよくわかりません。公約に書いたことを目指した連立相手の党首である閣僚を罷免するなんて。これではまだ最初から最後まで言っていることが一貫している社民党の方がましじゃないですか。
二つ目。アニメ・漫画規制条例案。こちらは都議会民主党の下した英断により、否決される見込みのようです。都議会民主党はなかなかまともな人達のようですね。でも都知事やPTAはまだ諦めていないみたいですね。特にPTAは、いい大人である保護者や先生の団体なんですから、こうした規制が結局は公権力による自由権への「不当」(ここが重要)な介入を引き起こし、自分達の首を絞めることくらい分かりそうなものですが。何でも規制すれば悪い物を消せると考えること自体が間違いなんです。こういう問題はどちらかと言えば家庭や学校の自律的な役割が求められると思います。PTAには規制を推進する運動なんかよりもそちらの方をしっかりやってもらいたいものです。性犯罪の予防にはそうしたことこそ有効だと思います。

2010年5月24日月曜日

最近「政治」の記事が多いなあ

今日の読売新聞の社説に児童ポルノと通信規制の話がありましたが、やはり読売新聞はメディアとしての見識が疑われることを言っていますね。
「通信と放送が融合する状況においては、放送と同様に通信も規制の下におかれるべき場合もあるだろう」
「全ての通信事業者へブロッキングを義務づけるには新たな法整備も必要になるだろう」
とかそんなことを言っていましたが、(2010年5月24日、読売新聞社説で)やはりこれには疑問を抱かざるを得ません。
たしかに、そうした画像等はきわめて重要な問題です。被害に遭っている人の人権が侵害されていることはもちろんですし、そうした被害が長く続きかねない点も深刻です。従ってあの都条例案とは問題の所在が違います。
しかし、通信の自由の確保が民主主義国家たる最低限の条件のひとつであることを否定する人はいないはずです。例を出すならば、中国の言論弾圧としてのブロッキングだって、こうした情報の規制を大義名分のひとつにしています。「彼らが最初共産主義者を攻撃したとき」(Wikipediaでの解説)という詩を知っている人も多いでしょう。今日読売新聞の記者が行うべきだと言ったことはまさにこの詩の始めの段階なのです。メディアにとってはまさしく自殺行為です。
児童ポルノが残酷で甚大な被害を及ぼしうるものであり、 規制対象となることは当然です。ただ、こういったことは規制対象がみるみる拡大する可能性があります。ですから、もしフィルタリングやブロッキングを実施するというならばその制度はしっかり一般市民が監督できる状態の下におかねばなりません。だれがどのような基準でどのような手続きを持ってブロック対象を決めるのか、しっかり注視し、問題があれば改善を求める必要があります。また、その指定に対する(サイト管理者や利用者による)異議申し立ての手続きや、それに対する審議を裁判並みの公正さと公開性でもって保障する必要があるとぼくは思います。

2010年5月19日水曜日

何も変わらないJASRAC

以下に挙げるのはJASRAC固有の問題というわけではないが、著作権に関する問題の多くはJASRACに関わるものでもある。
私的録音補償の使い道はどうなっているのか。本当に適正な配分が出来ているのか。使用料を支払ったコンテンツを録音するにあたって補償金も支払わねばならない事はおかしいのではないか。
著作権の制限について、利用者と権利者の間に意見の相違があることを無視している。すなわち、利用者は、著作物の私的利用における制限を法が積極的に私的利用権を認めているものとして捉える人が多いのに対して、著作権者は取り締まりが難しいから仕方なく除外しているというスタンスである。この違いがある限りフェアユースも私的録音補償金問題も進展はあり得ない。なぜならフェアユースは明らかに、ある条件の下に著作物の利用を積極的に認める規定だからである。だから利用者は制定を望むし、JASRAC等は反対する。また私的録音補償でも同様である。利用者は私的利用を権利だと思うから二重払いに抵抗を覚えるし、著作権者は著作権法の例外をなるべくふさぎたいからコピー毎にお金の徴収をすることを当然だと考える。
JASRACの経営方針にも疑問を覚える。まるで自分一人が著作者の代弁者だというような顔をしていて、まだ法によって保護され著作権による利潤を独占していた公益法人時代の傲りが抜けていない。JASRACが嫌いなクリエイターだっているし、(音楽ではないが)著作権に頼らずビジネスで収益を上げる事例だってある。そうした時代の流れを理解せず、旧来の手法を拡張する程度の改革をしていては、著作権管理はだめになってしまう。それは文化の衰退につながる。
JASRAC固有の問題についていくつか挙げましょう。
まずホームページ。トップページの中央、Topics という部分。著作権法違反による逮捕・有罪判決のニュースが載っている。トップページにこんなもの載せてどうするのか。ようするに一般の利用者を脅しているわけだが、脅されている側としては不愉快きわまりない。著作権者の利益を侵害し音楽の文化の発展を阻害する悪人はインターネット利用者の一部に過ぎないと言うことを忘れているのではないか。第一、JASRACのページを見ていると言うことは何かの申請や著作権の情報を見に来た人であるはずなのに、そういう意識の高い人を脅す意味があるのか。
続いてWebアプリケーション。
「※当サービスをご利用いただく際は、WindowsXP/Vista上の Internet Explorer5.5-7.0をご利用いただきますようお願いします。」J-OPUS ログインページより。
このWebページの利用環境の設定は最低。OSやブラウザをWindows・IEに限定することで、こうしたソフトウェアの自由競争を阻害している。どちらも、少なくともオープンソース陣営の製品などを1つずつ位はサポートすべき。
探せばまだまだたくさんあるでしょうが、そんなもの羅列してもしょうがないので今日はこの辺で。

まだ消えてなかったのか、あの条例案

例の漫画・アニメを対象に含む、「性的な表現の規制」に見せかけた言論規制案について、都議会で参考人招致が行われたようですね。参考人は賛成と反対、二人ずつ。構成は社会学教授、弁護士(以上反対派)、医師、刑法学教授(以上賛成派)。医師は青少年の性などについて意識の乱れを指摘していたようですが、例によって科学的根拠が指摘されたわけではなさそう。法律に見識のある人は三人中二人が反対。
この条例案は、今までの都政における数々の失政の中でも最大級の物といえると思います。文化の発展と最も基本的な人権の保護に極めて大きな害をなす今回の規制案は、都の税金を無駄遣いするといったことよりもよほど深刻ではないでしょうか。
この手の規制を実行するには少なくとも以下の条件が必要であると考えます。
1.漫画・アニメ等の性描写が性犯罪の増加に繋がるという客観的かつ科学的根拠が議論の余地がないくらいに一般に承認されること。
2.規制によって性犯罪が減少することが(客観的かつ科学的根拠のもと)絶対に確実であること。
3.規制範囲(どのような表現をどのような人に対してどのような方法で規制するのか)の厳格な制限とその範囲の決定の根拠の開示。
4.制限する作品を決定する会議の構成員が幅広い年齢・見識の人から選ばれること、会議が公開であること、および作者の方がコメントや意見を提出する機会を保証する規定。
5.短期間(数年)ごとに抑止効果の有無の検証と制度の見直しをするという規定。

2010年4月5日月曜日

たけしのテレビタックルみてたら ♪残酷な天使のテーゼ

なんか経済評論家の女性がエヴァの綾波レイのコスプレしてた。アクオのCMにもまさかの涼宮ハルヒが登場。
なんかアニメ文化が色々なところに浸透してきたなぁと(今更)思った。

2010年3月26日金曜日

あー、楽しかった

北海道に修学旅行に行ってきました。道東はまだ雪がかなり残っていて寒かったですが、おいしいものもたくさん食べられたし、スキーをしたりタンチョウヅルを見たり等、充実した旅行でした。一度新型インフルエンザで延期された旅行ですが、無事行ってこられてよかったです。

2010年3月17日水曜日

先送り、ですか。

例の漫画表現規制都条例(昨日の記事に書きましたが)は結論先送りだそうで。民主党もこの短時間では対応を決めかねたようですね。都議会って今は都政では野党にあたる勢力が過半数を占めているんですよね。早急に否決してほしいものです。
ちなみに、やはりインターネット上では規制反対派の方が圧倒的に多いようです。(投票が行われていました。)

2010年3月16日火曜日

あ、そういえばあったね~、期末とか

うん、今そこにあるリンクから園村氏のブログにいって気付いた。「そういえばこの間期末試験あったな」。というわけでおさらいします。
  •  現代文 あ、小論文にタイトル書き忘れた。→滅亡
  •  古文 直前に友達にノート見せてもらって解決。ふー、よかった。
  • 漢文 上に同じ。
  • 数学a 微積(理系)かあ。でも来年から使わないんだよねぇ(ぼくは文系なので)。
  • 数学b 行列かあ。でも(以下略)
  • ライト 試験作ったのが難しさに定評のある先生と知りその瞬間あきらめムード。
  • リード あれ?英語苦手だけどまあまあ出来た。よかった~。
  • 英語総合 概ね先生が授業中扱ったところを問う問題だ。それより教科書の英文を暗唱させられたこの間のテストの方が難しかった。
  • 化学 アゾ染料に関する部分がぼろぼろ。塩化ベンゼンジアゾニウムあたりがもう滅亡。
  • 物理 もう物理やだ。 こんなこと言ってるぼくの結果は推して知るべし。
  • 世界史 まだホモ・~にさえなってないアウストラロピテクスのところから、アケメネス朝滅亡まで。時間軸がすさまじいなあ。ま、それなりに出来てるはず。
  • 日本史 うん、第2次大戦期の歴史だからテスト云々の前にちゃんと知っておくべきだ、とテスト中に思ったけど、書けないところがいくつかあった。自分が情けなくなった。
  • 数C(Pascal言語) テストなし。レポート評価だった。3問やれば良いところを14問やったんだから、(60点満点の評価だけど)200点くらいくれても良いはずだ。(笑)
まあ、こんなに出来てないのがよく分かってるテストは優曇華かも知れません。そういえば、この間ちょっと東方永夜抄をやってたら、道中でウサギが出てきたわけですが、「あ、ミドルネームっぽい『U』って『うどんげいん』なんだ。」と初めて知りました。それにしても、変なあだ名だなあ。
ま、そんなことはどうでも良いとして、情報の抜き打ちテストも帰ってきました。技術系(を名乗る)ブログを書いていてこれの点数が低かったら恥ずかしいですね。「ARPANET、うん、あってた。LANもあってた。」この辺でほっとしたのが間違いでした。どこを間違ったかというと、検索エンジン関係。まあ、一問間違いだからいいか。そういえば、情報の助手の方からいただいたPHPの資料、まだデータベース接続以降の部分やってないんですよねぇ。そのうち勉強とかの合間を見て試すことにしましょう。

さて、久しぶりに書こうと思ったのが政治関係でした。

新聞読んでて気になる記事があったので。政治キライだから見たくもない、とか、なんだこの意見ふざけるなと思った方は読み飛ばして次の記事へどうぞ。ラベルに政治とついてないものはだいたい純粋に技術的な記事やソフト紹介です。
さて、このたび東京都で漫画などへの規制条例案が出されています。未成年への有害な影響を防ぐため、特に社会的に見て有害な作品(架空の人物、すなわち漫画・アニメを含む)を18歳未満に売らないよう義務化するというものです。指定は第三者から構成する審議会のようなものが指定するそうです。
これ、問題多すぎですよ。

まず、1点目。規制しようとしているものって本当に有害なんですか。確か朝日新聞の記事に、
反規制論者は、夜に未成年の女子学生が大人に寄りつく姿を見ればいい
といったような誰かの意見が出てましたが、それ、本当に売ってる漫画のせいですか?インターネットで流通してるものやなにやら怪しげな店で売ってるものじゃなく、本当に書店を通して流通する漫画やアニメのせいなんですか?たしかに、そうした作品を若いうちに見たら、有害かも知れない。でも、それと規制とは別問題です。「そうかもしれない」程度で言論の自由の規制が許されるんでしょうか。民主的な地方自治の規範たるべき都政でそんなこと許して良いんでしょうか。疑問形が多いですね。 言い切りましょう。社会に害になる「かもしれない」から規制するというのは、民主政治の崩壊の始まりです。次には対象が思想全般に広がり、成年にも広がり、そうやって自由はだんだん死んでいきます。内閣府の調査で調査対象の大半の人が規制を支持した。だからなんだというんですか。ナチスだって当時国民の支持を受けてましたよ、そんなこと言ったら。端的にまとめるとこういう事です。この規制案が成立したら、それは「表現の自由」という基本的人権を侵害します

次、2つめ。 規制する意味あるんですか。現代のインターネット社会で、情報を規制するのがどんなに困難なことか。たとえば、有害図書をスキャンした人がそれをネットで販売もしくは流出させたら?都は防げるんでしょうか。そうまでしてそうした有害なものを追いかけていく人の方が、社会の害になる可能性が高いのではないかと思うのです。それなのに、規制するのは書店などの方です。余計インターネットを使う方に流れるのではないですか。これでは流通経路が変わっただけです。技術的に言えば、インターネットを使う流通は、配信した者も、された者も現実的に追跡不能です。まず、大半の場合において、IPアドレスから個人名の判定が出来ません。次に、グローバルIPアドレスはほとんど割当制であり、接続するたびに変わる可能性があります。また、配信を受けようとする人がオープンプロキシを経由させれば、配信元サーバー側のログを押収できたとしても使い物になりません。配信元のサーバーやオープンプロキシが外国にあれば、捜査などの対象にもしにくい。インターネット上での(ある程度の)匿名性は、プロバイダー選びやプロキシを多段経由する程度のことで簡単に確保できてしまいます。こうした状況で、ああいった内容の規制に意味があるのか、ということです。そんなことをしている時間とお金があったら、保健体育の時間や、ITリテラシーとかの教育を拡張した方が効果大だと思います。

そして3つめ。有害とは何か、ということです。まず、有害というものの範囲を誰が決めるのか。第三者委員会が「これは有害だ」といったら、それは有害なのか。人間が判断する以上、間違いは必ずあります。また、第三者とはいっても、必然的にある年齢層に偏りますね。高校生や、若者が第三者として指定に参画できるのか。そんなことはまずあり得ないわけです。少なくとも指定に直接影響することはないでしょう。つまり、価値観の偏りは避けられません。その偏った価値観でなされる「有害」という判断を私たちは押しつけられるわけです。

4つめ。文化への影響がはかりしれません。漫画家の方々が反対会見を開きましたが、これもごく当然のことです。日本の文化の強みは、やはり言論の自由が保障されているということから生み出されるものです。漫画やアニメも世界で注目される文化の一つとなっている状況で、それらを萎縮させ、日本文化の世界における重要な位置を貶める規制を通すべきではありません。石原都知事は文化を作り出してきた表現者の一人であるはずなのに、どうしてそれが分からないんでしょう。

要するに、ぼくらが健全な環境に生きていけるような政治が行われることに異存はありません。とてもありがたいことです。しかし、それ以上に大きなマイナス面が多すぎます。先人の絶え間ない苦労によって近代に初めて認められた「表現の自由」という素晴らしい権利を公権力が奪う今回のような規制は許されません。その上実行力に乏しく、文化に悪影響が大きいこの案、是非とも否決して、地方自治の人権擁護の姿勢を見せてほしいものです。

2010年2月16日火曜日

XP アップデートによる不具合、マルウェアが原因の一つ

前回の記事で書いた問題、ある種のマルウェア(不正・有害な動きをするソフトウェアの総称)が原因のようです。アップデート前にもウイルス検査をしっかりしたほうが良さそうですね。

2010年2月14日日曜日

Windows XPアップデートで障害?

Microsoft Windows XPの一部の環境において、2月の定例更新で出されていたアップデート「MS10-015」(KB977165)をインストールすると、ブルースクリーン(画面が一面青くなり、エラーメッセージが表示される)の出現と再起動が繰り返されるという現象が発生した模様。
MS10-015 は、
  1. カーネルの例外処理の脆弱性
  2. カーネルのダブルフリー脆弱性
に対する更新プログラムで、64bit版の「7」と「Windows Server 2008 R2」以外の全てのサポートされているバージョンが対象となっています。1番はセキュリティアドバイザリ979682に説明されている問題の修正で、脆弱性は以前から一般に公開されていました。2番はセキュリティ研究者・ベンダ等の報告によるもので、一般に知られていませんでした。これらの悪用には、ローカルでログオンする(つまり直接コンピュータを操作する)ことが必要で、リモート(ネットワーク越し)で侵入されることはないようです。危険度は上から2番目の「重要」です。
さて、このアップデート を適用すると繰り返し再起動したりブルースクリーンが表示されたりするという報告があるそうです。ぼくのところはインストールされてますが、今のところ何ともないです。また、日本でのこうした報告は(「日本のセキュリティチーム」ブログによると)それほどないようです。現在、自動更新によるこのアップデートの配信は停止されています。
まぁ、調査の結果待ちってところですかね。
なんか最近こういう(セキュリティ関係の)記事が多いような。

2010年1月22日金曜日

IE の更新プログラム公開

2010年1月16日の記事で書いたものを含むIEのいくつかの脆弱性を解決するアップデートが出ました。主にメモリ破損やURL処理、Script処理への対策で、総合的な重要度は緊急です!早急にアップデートしましょう。

2010年1月20日水曜日

何だかなぁ

ぼくの携帯電話はauで、フィルタリングの「EZ安心アクセスサービス特定カテゴリ制限サービス」を適用してるんですが、パソコン向けのサイトを例外なくブロックするんですよね。
今日、ちょっととある国のことを検索したら、外務省のサイトにあるページがヒットしたんですよ。そうしたら、まさかのアクセスエラーが出て、ブロックされてしまったわけです。
たしか東京都などが、フィルタリングを勧めるキャンペーンをやってたような気がしますが、これじゃあはっきり言って普及しなくて当然じゃないかと思いますね。PCのサイトの中にも有用かつ無害なサイトが無数にあるんですから(例を挙げれば政府、公的機関、一般に知名度のある会社や団体のサイト・公式ブログなど)、PCサイトもホワイトリスト方式にすべきじゃないですかね。出来れば個人サイトだって有害情報がなければアクセス可能にすべきです。勿論お金や手間はかかるでしょうが、こんなに使い勝手が悪いままでは使用率あがりませんよ。

2010年1月16日土曜日

Google へのサイバー攻撃

中国国内からとされているGoogleその他へのサイバー攻撃の一部は、Internet Explorer の脆弱性を悪用したものだそうです。マイクロソフトは、この脆弱性に対するセキュリティ アドバイザリ(979352)を公開しています。この脆弱性は、「Windows 2000 SP4 上の Internet Explorer 5.01 SP4」 以外の、64ビット環境を含む多くのサポート対象に影響を与えるとされており、注意が必要な環境は多岐にわたります。また、上のセキュリティ アドバイザリには回避策が書いてありますが、その内容は DEP (データ実行防止)有効化やセキュリティレベルの引き上げなどで、まだこの問題について特定の修正方法はないようです。
基本的には、 特別な細工がされているWebサイトへのアクセスによって引き起こされるようなので、不審なメールのリンクはクリックしない、信頼できないサイトへのアクセスは避けるといった対策が有効です。また、IE系のブラウザから他のものへ移行するのも選択肢の一つかも知れませんね。

追記(2010.1.22):対策としてIEのアップデートが提供されました。レベルは「緊急」です。アップデートしましょう。

2010年1月14日木曜日

RSA-1024がそのうち破られるかも?

NTT の発表によると、外国の大学・研究機関との共同研究の結果、768ビットの整数の因数分解に成功したようです。(世界記録らしいです。)さて、このニュース、特に問題ない、めでたいニュースのように思えますね。
しかし、これは現行の暗号化技術である「RSA」(1024ビット以下)に対する黄色信号です。NTT のニュース・リリースを読めば分かりますが、RSA 暗号においては、因数分解できる=秘密鍵(自分の手元にのみ保管し、外部に流出させてはいけない情報)がばれるということです。それは、暗号化なら平文の取得が、署名なら身元の詐称が出来てしまうことを意味します。現在、1024ビットRSA暗号でSSLを運用しているサイトは数多くあります。近い将来、それらの安全性が覆される可能性がある以上、2010年でアメリカの政府標準暗号が切り替わるのを機に、次世代の暗号化方式への移行を急がないといけなくなるでしょう。

2010年1月12日火曜日

スタイル変更しました

このブログ、なんだか横幅が狭すぎる気がしたのでちょっとテンプレートのHTMLをいじって横幅を200pxほど広げさせてもらいました。見にくくなった人がいたらコメントで言っていただければ幅を狭めます。

技術系記事一号?EclipseのScalaプラグインがなんか変だなあ

Scala言語をEclipseで開発できるプラグイン。のはずが、なぜか拡張子が「.scala」のScalaソースファイルをJavaの文法で解釈してるらしく、正しいScalaソースに対してエラーを表示してます。さて、どうしたものか。その後色々試行錯誤した結果、一応直りました。手順は以下のとおりです。
  1. Eclipse の設定画面を開いて、「一般」、「コンテンツ・タイプ」と辿り、「コンテンツ・タイプ」ボックス内の「テキスト」を展開して、「Java ソース・ファイル」を選択。下の「ファイルの関連付け」ボックスに「*.scala」が現れると思うので、それを選択して右の「除去」をクリック。
  2. 続いて、設定画面の「一般」、「エディター」、「ファイルの関連付け」と辿り、「ファイル・タイプ」ボックスから「*.scala」を探し、選択。「関連付けられたエディター」の中に「Java エディター」がないか確認。あったら除去してください。
  3. 設定画面を閉じ、Scalaのプロジェクトをワークスペースから削除。このとき、絶対に「ディスク上からプロジェクト・コンテンツを削除」を行わないことそれにチェックが入っているとそのプロジェクトのファイルが全部消えます。気をつけてください。
  4. パッケージ・エクスプローラー等を右クリックし、「インポート」を選択。「一般」の中の「既存プロジェクトをワークスペースへ」を選択し、適宜設定を行って先程削除したプロジェクトを再度インポートします。
さて、どうでしょう。直りましたか?場合によってはEclipseを起動し直すとまた元に戻ってしまうこともあるようですが、ぼくの環境ではとりあえずこれで実行も出来るようになりました。

2010年1月1日金曜日

あけましておめでとうございます

今年もよろしくお願いします。
さて、さっき初日の出を見てきました。近くの川に架かる橋まで行ってきたんですが、ものすご~く寒かったです。でも、きれいな日の出を見ることができました。今年もいい年になりますように。